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「子どもに慣れる」特別セミナー開催

犬の幼稚園 UrbanPawsで、
幼稚園の生徒さん限定セミナー、
「子どもに慣れるプログラム」を開催しました。

急に走り寄ってきたり、大きな金切り声を出したり…。
犬にとっては予測不可能な動きをするので、子どもが苦手な犬はとても多い。

そして、公園をリンリンと散歩していると、
「怖~い」と言って逃げたり、
「咬む?」と聞いてきたりする子どもも多く、
「こらっ、あぶないから犬に近寄らないのっ」なんて言うお母さんも多い。

見ているとどうも、犬と子どもたち(と、犬と親しんでこなかったその親御さん)との間には、 残念ながらまだまだ隔たりがあるようです。

でも、人間と犬が共生できる社会づくりのためには、
まずはこれからの社会を担う子どもたちに、
ひとりでも多く犬を好きになってもらいたい。

また、犬と暮らした子どもは病欠やアレルギーが少なかったり、
ほかの子ども同士のケンカを止めたりと、心身ともに健康に育つこともわかっています。
犬と接することがと情操教育にとてもよいことは、
エアデールテリアを学級に通わせて動物介在教育をしている
立教女学院の担任教師の学会発表を聞いても実感しました。

とうことで、以下の目的でセミナーを開きました。
◆子どもが犬を怖がらせずにあいさつする方法を飼い主がマスター
 (子どもさんを持つ親御さんにも、犬への接し方を知ってもらえるように)
◆子どもに初めて近くで接する幼稚園の生徒犬たちに、
少しでも子どもと遊んで楽しい思いをして、
子どもに対する苦手意識を社会化期に克服しておく。

協力してくれたのは、4歳になるランちゃん。
生まれたころからウエスティーと暮らしていた大の犬好き。
今は犬は飼っていないので、久々に5頭のワンちゃんに囲まれて笑顔満開で楽しそうでした。
そして、とっても上手に犬たちと仲良く遊んでくれて、まさに名講師!
ありがとう♪

そういえば、ちょうどこのセミナーの前日、
日本にアニマルセラピーを導入した、
赤坂動物病院の柴内裕子先生へのインタビュー取材でした。
(「愛犬の友」6月号、「人、犬を語る」連載にて掲載)

タイムリーにも、そこでも、
人間以外の生き物を尊重する心と責任感を、
未来を担う子どもたちが養うことの大切さを実感。
そのお手伝いを、子どもを持っていない私ですが、
こういったプログラムをとおしてできるかもしれないと思ったのでした。

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