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ノーリッチテリアがFCI東京インターでBIS受賞!

ドッグショーに詳しくない方は、
なんのこっちゃさっぱりのタイトルかと思いますが・・・

ノーリッチ・テリアの愛犬リンリンの異母姉妹(=ウィンキーちゃん)の息子
つまり、リンリンの血縁関係がある(甥っ子?)チョコ君(オス)が、
12月21日に東京ビッグサイトで行われた
FCI東京インターナショナルドッグショーで、
パピーの部でBIS(ベスト・イン・ショー)を受賞しました!!!
http://www.j-pet.com/palpatine/index.html
すべての犬種の出陳パピーで頂点を極めたわけです。 すばらしい♪

とはいっても、私は同日開催された主催者も展示場も別のイベントの取材で
その瞬間は見られませんでしたが・・・。

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↑リンリンと同じ豪州の犬舎から来たウィンキーちゃん(右)
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↑好奇心旺盛で物怖じしない=テリア気質満点のチョコ君

ところで、イギリスでは断尾が禁止され、断尾した犬はクラフトショーで出陳禁止となっています。リンリンがやってきた豪州でも断尾・断耳は禁止されていますが、日本はまだ断尾するんですね・・・。個人的な意見ですが、もうそろそろ日本でも断尾・断耳はやめませんか? 

ドッグショーのあり方や、純血種のブリーディングに関しては、
アニマルシェルターのARKのニュースレターにもあるとおり、
(まだHPに最新号がUPされてませんが、最新号記事にて)
http://www.arkbark.net/j/index.htm
BBSで放送されたクラフトショーの意義を問う番組が
物議をかもし出していて、確かに一部いびつな面もありますが・・・。

「犬質の向上」を目指し&その犬種の特性と受け継ごうとしているブリーダーの方々に今年1年、「愛犬の友」の「繁殖を考える」という連載の取材で出会って取材を重ね、
あらためて純血種の魅力やショーの意義も知りました。
(連載では、繁殖の管理により遺伝病を減らすことを目的としています)

私もメディアの人間でもあるので、ものを制作する際にはどうしてもある一部分を強調してメッセージ化しなければならないこともわかっており、BBSの番組も同様であり、もちろん番組で描かれているいびつな部分はすべてではありません。ですが、その番組をきっかけに、「純血種の繁殖」に関して、犬王国のイギリスをはじめ、全世界で改善されることを期待します。人間の都合で作出した犬種ですが、「健全性」がなにより重要なのです。
純血種の特質としつけポイントなどに関しては、
私のオールアバウト「犬の健康」の記事もご参照ください。
それにしても。
別イベントでは、生後1ヵ月の子犬がショーケースに並べられて
生体販売されていて(そんなブースが3つも!)、
また犬種図鑑チックな動物園っぽい展示ブースがあったりと、
目を覆いたくなるような(=日本の犬事情の後進的な部分を露呈する)部分もありました。
この手のネタは、書き始めると止まりませんので(&ただいま発泡酒片手なので)
ここらへんでストップしておきます(笑)。
ともかく、 来年も、世界と日本の犬事情を追い、日本の犬事情の向上=
日本にしあわせな犬が増えるように、犬の幼稚園での活動も含めて
力を尽くしたいと思います。

ただいまリンリンは、足元で眠っていて、夢を見ているのか断尾していない太くて立派な長いシッポをブンブンブンブン振っています。あ! ワフって寝言も言った! 愛しいなぁ~♪

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