« バッチフラワーレメディのセミナーのご案内 | トップページ | FCIインター ドッグショーのこと。犬種の特性のこと。 »

明日はONE LOVE ACTION!講師 &保護犬のトレーニング

明日は、ONE LOVE ACTION! の講師の日です。
今回はどんな受講生に会えるのか、とても楽しみ!
毎回、受講生とのディスカッションなどでものすごくいい刺激を受けるからです。

さて、今、犬の幼稚園で保護犬のトレーニングに協力しています。
それも、ご縁なんですよね。
もともと出張トレーニングにうかがった方で、
よく犬の幼稚園にも来られるので、
ONE LOVE ACTION! の受講生募集のチラシを渡したのがきかっけ。
第一期を受講され、今や保護犬の一時預かりなどの活動も始められました。
そして、ブリーダー崩壊で行き場のなくなったダックス君を引き取ることに。
そのダックス君に、当園で「遅めの社会化」をお手伝いさせて頂いているのです。
まだ2歳。頭が柔らかいので、なんとか慣れてくれると信じつつトレーナー一同がんばっています。

けれども・・・。
そのダックス君のここに至るまでの運命は悲しいものでした。
流行犬種だからと、ダックスとチワワとトイプーをブリーディングしていた「繁殖屋」が、今後は別の犬種が流行るからと、今いる犬すべてを手放して別犬種に乗り換えることにしたのだとか。
その手放し方というのがひどく、レスキューしたご本人(この方もONE LOVE ACTION! の受講生)からもうかがったところ、どうも自分で処分などをしている可能性もあるというのです。
また、ダックスは見た範囲ではすべて「声帯を切る手術が施されて」いるとも。
住宅街にある繁殖施設のため、近所からの苦情対応で行ったものと考えられます。
こちらへ通っているダックス君も同様で、本犬としてはワンワンと鳴いているつもりでも、声がかすれています。声が出ないと、自分に自信が持てないこともあるのでは・・・とかわいそうに思います。
また、そのダックス君をはじめ、繁殖用に使われたほとんどの犬が1~5歳になっても一度もお散歩に連れて行ってもらったことがないとか。

そのダックス君も、外に出るとブルブルと震えて目が泳いでしまいます。
車や自転車をはじめ、外の環境への社会化がまったくできなかったため、四方から押し寄せる音や物におびえてしまうのです。
なので、幼稚園ではトレーナーがおやつ持参でまずは抱っこして少ない刺激から慣らしています。
幸い、ブリーダー宅でたくさんの犬たちと触れ合っていたので、犬慣れはバッチリ! みんなと仲よく遊びます。
はやく、外の環境も怖くなくなって、
楽しくお散歩ができるようになるといいね、ダックス君! 
一緒にがんばろうね。

ちなみに、私は「愛犬の友」の取材を10年以上続けてきたなかで、
ブリーダー取材も多く行っていますが(取材先はみんな意識の高いすばらしい方ばかりです)、
本当の意味での「ブリーダー」とは「犬種の番人」として、
1(~3)種類の犬種だけを何年も何十年も「犬質の向上」のために、ブリーディングを行っている専門家のことで、「繁殖家」と呼ばれます。
一方、流行犬種にコロコロと乗り換えて何種類もの違うタイプの犬種を繁殖させるのは、営利目的で犬を商品扱いする「繁殖屋」。

日本でも動物愛護法の改正によって、まるで犬を繁殖マシーンのように扱う「繁殖屋」が存在できないようなシステムができることを心から願います。

そのために、明日の講義も心を込めて、願いを込めて行ってきたいと思います!

私が海外で取材した犬事情やアニマル・シェルターの話(&写真)を、記事に書くだけで終わらず、こうして何度も話をすることで役立てられる機会を与えてくださった「ONE BRAND」の方々にも感謝しつつ・・・。

|

« バッチフラワーレメディのセミナーのご案内 | トップページ | FCIインター ドッグショーのこと。犬種の特性のこと。 »

イベント」カテゴリの記事