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2010年7月

動物愛護管理法の改正についての記事、など

ただいま発売中の「愛犬の友」。
4つの記事を書きました。

なかでも印象に残った取材が、環境省を訪れての
「どうなる? 動物愛護管理法   
~動物愛護管理法の改正・
    見直し案から見た今後の犬をとりまく環境について~」
という小特集。

生後8週齢問題について、マイクロチップについて、
犬の葬儀業について、ネット販売についてなど。
動物愛護管理室の室長と室長補佐は、ざっくばらんに答えてくださいました。
犬の幼稚園を運営する立場として最も気になるのは、やはり8週齢問題です。
ドイツやイギリスのように「生後8週齢未満の犬は販売してはならない」。
これを日本の法律に盛り込むには、「離乳が早いと心身の発達が健全になされない」といった科学的根拠が必要です。
「AERA」の太田記者と先日話して教えていただいた、
子犬問題の第一人者で、米ペンシルバニア大学獣医学部のジェームス・サーペル教授の『ドメスティック・ドッグ』という編著書は、これに役立つのではないでしょうか?

もし次回の法改正が真に「犬にやさしい」理想形にならなかったとしても、それとは別に、犬のQOLを高めるためにできることがあります。
それは、買う(&飼う)側の意識が向上すること。
パピーミルと呼ばれる劣悪な環境で妊娠生活を送った母犬のストレスは、おそらく子犬の心身の健全な発育に悪影響を与えます。そして、そういった母犬から生まれて、本来の離乳時期である生後40日ごろより前に親きょうだいから離されたあと、ほかの犬との触れ合いもなくショーケースに入れられっぱなしで生体販売ショップで数週間~数ヶ月を過ごす子犬はしあわせでしょうか?

Aiken

「愛犬の友」では、毎月優良トップブリーダーも取材しています。
今号ではプードルの大村さん。
富士山麓に専用ドッグランまで設え、犬たちに愛情を注いでいます。
半年前は伊豆のパグ、次号は東京から千葉に移り住んだフレブルのブリーダーさん。
いずれも母犬の妊娠中からのケア、子犬の社会化もばっちりです。
こういったところから直接子犬を買うような=ドイツのような文化が日本にも早く根付けば、犬たちももっと幸せになれるし、飼い主さんも遺伝性疾患や不安の強い性格に悩まされずにすんでハッピーになれることでしょう。
理想的なのは、生後8週齢まで母犬や愛情あふれるブリーダー(人)とのふれあいを通して適切な社会化ができている子犬を、ブリーダーから直接迎え入れることだと考えます。
欧米では、これが当たり前なのですが・・・。
子犬を「命」として大切にせず、「商品」としてモノのように扱うショップからは、私はおやつもおもちゃも買わないようにしています。
買う&飼う側の意識を変えていけば、おのずとドイツのように「生体販売店ゼロ、殺処分ゼロ」が実現できるのではないでしょうか?

そして。
今回の医療連載では、愛犬リンリン&ミィミィのかかりつけ医である、
フーレップ動物病院@日本橋浜町の井上先生に取材して「外耳炎」のことを書きました。
井上先生にお世話になっている飼い主のみなさん、必見ですよ~!

来週水曜日の「OneLoveAction!」の講師もがんばります♪

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