カテゴリー「犬の健康情報」の記事

愛犬をケガや病気から守るには

園長の臼井が編集をまるごと1冊担当し、

当幼稚園の水曜日午前中担当トレーナーでもある、

Tタッチプラクティショナーのなかしまなおみ先生も一部を執筆している

「愛犬をケガや病気から守る本」が発売されました!

水曜日の午前、どのようなTタッチやケアを、

幼稚園生の犬たちがしてもらっているかもわかりますよ。

詳細は、以下の楽天ブックスをご覧下さい。

表紙ほか、臼井の飼い犬であるノーリッチテリアもたくさん登場(笑)。

子犬期から、間違った抱き方や遊び方や散歩の方法など・・・

犬の心身に負担をかけてしまう生活を避けて、

病気知らずケガ知らずの犬が増えることを願いつつ。

http://books.rakuten.co.jp/rb/13039005/

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新年に思うこと

新しい年が始まりました。

今年も、犬の幼稚園 UrbanPawsをよろしくお願いいたします。

昨年は、最後のほうで、プライベートでは色々とありました。

愛犬(ノーリッチテリア 9歳)のリンリンが、

ボール遊びをしていたときに「キャンッ」と言いい、

そのまま後ろ脚が上がったままになってしまい・・・。

靭帯の部分断裂ではないかという診断でした。

重い体重は脚の負担になるので、年末年始はダイエットに励んでいます。

回数を多く分けて1日に5回ほど、こまめに、しかも、

とても食べにくい「早食い防止食器」を使って量を1割ほど減らして与えたところ、

6.3キロから5.8キロになりました!!

そして、脚も少し良くなってきています(完治はしませんが)。

なんだか、あれこれと考えさせられる年末年始となりました。

このような自身の経験も生かして、今年も少しでも多くの犬たちの幸せのために

力を注ぎたいと思います。

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年末年始

年末年始のアーバンポウズですが、

12月27日(土)まで、

1月は6日(火)よりスタートとなります。

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また、園長の臼井が編集に携わった本

「愛犬をケガや病気から守る本」(愛犬の友編集部/編)誠文堂新光社が、

1月半ばに発売となります。

ただいま、Amazonや楽天ブックスなどで予約受付中です。

正しい抱っこの方法、遊び方、散歩法などから、

万病のもとともいえる、ストレス解消法まで、お役立ち情報が満載です!

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愛犬が緊急手術

プライベートな話ですが、
9歳の愛犬が、4月の終わりに緊急手術をしました。
理由は、誤飲。

9歳までほとんど病気をしたことがないノーリッチ・テリア。
けれども朝から胃液を何度か吐いていたので、
誤飲が頭をよぎり、病院へ。
レントゲンを撮影したところ、「針金のようなものが見えます」とのことでした。
心当たりはなかったのですが、針金は危険なので、
入院し、麻酔をかけて内視鏡を口から入れて取り出すことを試みることに。
「もし内視鏡で取り出せなかったら、胃を切開して取ります」とも。

結局、針金だけではなく、ごちゃごちゃとボールのように
食べ物ではないものが固まっていたらしく、
食道を通らないということで胃を切開しました。

針金の犯人は、歯間ブラシ。
長い間胃のなかにあったようで、
その先端が胃壁を傷つけてしまい胃潰瘍もあったそうです。
あぁ・・・、猛省です。

テリアは好奇心旺盛で、9歳といえどまだまだやんちゃです。

拾い喰いをさせないようにしつけていたり、
「オフ」といえば、くわえたものを放すこともできますが・・・。

家の中で、つい犬の手(口)の届くところに置きっぱなしにしてしまったり、
子どもが「はいどうじょ~」などといって犬が飲み込むと危険なものを
差し出してしまったら・・・。

いやいや、本当に、気を付けなければなりません。

今回は本当に、飼い主のミスで、
愛犬につらい思いをさせてしまいました。
おかげさまで、今は元通り、元気になりましたが・・・。

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健康診断

フィラリアの抗原検査のために血液を採るのと同時に、

かかりつけのフーレップ動物病院では血液検査での

健康診断をいっしょに行ってくれるキャンペーンをやっています。

もうすぐ9歳になるリンリンは、それに加えて、以下もお願いしました。

◆レントゲン検査(ガンなどの発見にも役立つ)

ミィミィも、超音波をお願いしました。

人間の5倍の速度で肉体が年齢を重ねていく犬たち。

本当は、5歳過ぎたら半年に一度はお願いしたい健康診断です。

病気は、早期発見→早期治療が大切!

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保冷剤が入るタオル~熱中症にご注意を

暑いですね~。
って、去年の夏真っ盛りのころに27度くらいだと、
「涼しいなぁ」なんて感じたりしたのでしょうけれど…。

GWは愛犬の熱中症にご注意ください!
以前獣医さんに取材をして熱中症の特集を執筆しましたが、
GWごろが、一年のうちで熱中症で来る犬が一番多いとか。
「カラダが暑さに慣れていないから」だそうです。

お散歩には保冷剤を持参して、
信号待ちなど、こまめに「そけい部」にあててあげて
体を冷やしてあげるのがオススメです。
犬のそけい部は、首と違って毛に覆われていないですし、ね。

保冷剤を入れられる、キュートなプードル柄の
ハンカチを、ただいまUrbanPawsで販売しています。
去年は保冷剤をタオルハンカチでくるんで輪ゴムでとめていましたが、
これがあればとても便利♪ 私も今日から使い始めました。

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犬の熱中症対策&テレビ出演の感想

先日のNHK「おはよう日本」の出演ですが、
あっという間でしたね(笑)。
4時間のロケで3分くらいの放送でしょうか?

撮影した熱中症対策の内容は5つくらいありましたが、
紹介されていたのが「アルミボード」だけでしたので、
せっかくなのでここで我が家の犬の熱中症対策をご紹介します。

1)散歩にはガーゼタオルに包んだ保冷剤を持参して、
  信号待ちのときなどにそけい部(股のところ)に5秒ずつくらいあてる。
  ※冷やしすぎに注意

2)散歩のときに、ぺたんこボウル(Urban Pawsでも販売しています)持参。
  ペットボトルに入れた水をときどき飲ませる。
  → ペットボトルに入れると、おしっこあとにかけるときも使えて便利♪

3)留守番のときはエアコンを28度でつけっぱなしに。
  (節電対策に扇風機を併用することも)
  直射日光が当たる窓はもちろん、ほかもカーテンは半分以上閉める。
  ゲリラ豪雨などによる停電に備え、窓を少しだけ開けて、
  +コンロ上の換気扇をまわしてエアコンが止まっても空気が流れるようにしておく。
  ※フレブルなどの短頭種などでは28度設定では暑すぎるかもしれません。

4)留守番時、水をたっぷりと置いていく。※帰宅困難時にも備えて

5)夜間など、室内に一緒にいるとき、ハァハァとパンティングが
  激しくなったら(自分は涼しいと思っても)エアコンをかける。

とにかく、「愛犬の様子をよく観察」!
これに尽きると思います。
たとえば、犬が口をあけてハァハァと言い出したら、
人間でいうと暑くて汗をかき始めたところですが、
ちょっとだけ口をあけているのか、それとも舌をダラリと垂らして
激しくハァハァ呼吸しているのかによっても違ってきます。
エアコンの室内の温度設定などすべて、マニュアルどおりではなく。

ちなみに、私は熱中症になったことがあります。
中学・高校時代はバスケ部で、夏の合宿で空気がモァ~ッとした
体育館であんなに練習しても平気だったのに・・・。
やっぱり歳をとったせいでしょうか(笑)?
30代になりモロッコのスーク(迷宮のような広大なテントつき市場)を
探索していたとき、ちょっと頭痛がしてきて、さらに頭がボーっとなり、
まずいと思ってカフェに入ったら、下痢が始まり、1回嘔吐・・・。
「こりゃぁ、いつも犬の媒体の原稿に書いていた熱中症の
第1~第2段階そのものだわ・・・」と驚き、
水を頭や首にかけ、さらにたくさん飲んで休憩し、
少し良くなったところでホテルに戻りエアコン効かせて横になりました。
いや、そもそも、スークの内部でも熱中症には気を付け、
「喉の渇きを覚える前に」こまめに水分補給をしていたんですよ。
なのに・・・。
きっと、ポルトガルからモロッコに入り、旅も終盤で
疲れがたまっていたせいかもしれませんね。

熱中症はご存知のとおり、症状が急速に悪化することもあり、
へたをすると臓器不全に陥り死を招く怖いもの。

それ以来、体力には自信のある自分のことも過信しなくなりました(笑)。
口をきけぬ犬たちのことは、当然、もっと気を遣ってます。

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急に暑くなると・・・

クールボード(ひんやりマット)が我が家でも今年初登場しました!

Coolboard

今日は涼しい(寒がりの私には寒い…)ですが、
最近は急に暑くなったりしてましたよね。

以前の獣医さんへの取材で、
「気温が急に高くなったとき、とくに5月の熱中症って実は多いんですよ」と聞き、
「そうよね~、私も夏にタイ旅行に行ってもすぐ慣れるけど、
 冬にタイに行くと体が変化に適応できずにすごく暑く感じてすぐバテるもんね…」
などと思い起こしながら納得していたことを思い出し、
さっそくひんやりグッズを引っ張り出しました。

うちの犬たちは、飼い主に似ず暑がりで…。

ちなみに、そろそろお散歩時に「保冷剤」も持参しようかな。
ハァハァと息があがったら、ハンドタオルにくるんだ冷凍保冷剤を、
そけい部(足の付け根の「股」の部分)にしばらくあてます。
人間でも「首と名のつくところは冷やすな(首、手首、足首)」なんて、
私も祖母から聞いたりしていましたけど、
熱中症の初期症状が疑われるいざというときは犬も「首」を冷やすと
体温を下げるのに効果的だと獣医さんから聞きましたが、
ふだんは「股」を冷やすのがいいようです。

みなさんも、今の時期の熱中症対策、どうぞ万全に♪

※写真は去年からの使い回しですが(笑)、アルミのひんやりボードで
カエル足状態のうちのノーリッチ2頭。

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「愛犬の友」2月号、最新医療特集をぜひ!

本日(1月25日)発売の「愛犬の友」、
ふだん雑誌を買わない皆様にもおすすめです。

まるごと1冊、医療と健康の特集号なので~す。

人間の世界同様、動物の医療も日々進歩しています。

私も2頭の犬たちと暮らす飼い主のひとりとして、
医療や治療法の「最新事情」や「新常識」は知っておきたい。

飼い主の目線でも、取材先の先生方にたくさん質問して、
いくつかの特集を書きました。

◆つぼを心得た鍼灸治療
 ・・・かまくら げんき動物病院の石野院長を取材。
 トレーニングでも役立つ「集中力をUPさせるツボ」などもご紹介。

◆生活習慣病 特集
 1)心臓病・・・獣医循環器認定医(同学会理事)の兼島孝先生を取材。

 2)がん・・・・日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医の遠藤美紀先生を取材。

 3)糖尿病・・・日本獣医生命科学大学の左向敏紀先生を取材。
  先生の研究室の学生の方々にもご協力していただきました!

◆逆くしゃみ症候群とは?
 ・・・これは、私が数年間担当している「健全性を考える」連載。
 呼吸器科を開設している城下幸仁先生を取材。

最後の逆くしゃみ症候群ですが、
当幼稚園の生徒ワンちゃんたちにもときどき見られます。
さまざまなことを詳しく聞けて、大変参考になる取材でした。

犬は、人間が品種改良をしてきた生き物です。
犬種により、なりやすい病気があります。
飼い主は、そういった病気をぜひ知っておき、
早期発見と早期治療ができるように、
そして予防できるように努めたいものですね。

そして。
情報というのは「古くなる」もの。
常に新しい情報に触れてアップデートしておきたいとも思います。

最後に、あまり関係ないネタですが(笑)、
最近のお買い物でのヒット商品をご紹介します。
あ、当幼稚園で販売しえいるわけではありませんので(笑)。
ミスティガーデンという、自然気化式のエコロジー加湿器。
実は、出張レッスンでうかがったお宅で初めて見て「よさそう」と思っていたもの。
エコだし、うるさくないし(!?)、かわいいし、いいわ~♪

Mis

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とても大切な、子犬の睡眠の質

「愛犬の友」1月号で興味深い記事を発見!(ネタが古いかな<笑>)

私も毎月、医療系連載やら海外犬事情やらを執筆していますが、こちらは違うライターさんの記事です。
が、取材相手は私も別媒体も含めて何度か取材した、水越美奈先生。

内容は、「幼犬に生活リズムは必要か?」というもの。
まとめると、
◆パピーの生活で大切なのは「夜の睡眠」
◆日中の活動が質の良い「夜の睡眠」を生む

夜に深い眠りにつくことで、
骨や筋肉の成長を促すといった役割を果たす
「成長ホルモン」の分泌が活発になるとか。
それには、昼間に「肉体的な活動」と「精神的な活動」を適量行うことによって、
深い眠りに導くメラトニンを生成しておくのが大切になるというのです。
ちなみに、生後3ヵ月前後のパピーの場合、
どんな犬種でも(チワワでもラブでも)必要な活動量は大差ないそう。

さらに興味深いことに、
朝の浅い眠りのとき、
なんと「ストレスに対応するためのホルモン」が副腎皮質から分泌されるのだとか。
ただし、夜の深い眠りから朝の浅い眠りにつながっていくので、
しっかりと深い眠りに入れなければ
そのホルモンもきちんと分泌されません。

夜の深い眠りが、子犬の心身の健全な成長を促し、
「ストレスに強い犬」を作るのですね!

そういう意味でも、「犬の幼稚園」で昼間に子犬たちをお預かりし、
ほかの犬たちとの遊びで「肉体的な活動」と「精神的な活動」をさせ、
トレーナーとのレッスンで「精神的な活動」をさせてあげられるのは、
夜の質のいい眠りに導くお手伝いができていると知り、
意義があることなのだと実感しました。

水越先生も「ひとり暮らしや共働きでお留守番の多い犬は、
犬の幼稚園などを利用して昼間の活動をさせてあげるといい」と
コメントしておられます。

ストレスが少なくハッピーな犬を増やせる、
犬の幼稚園を運営できることをあらためて誇りに思います!

(↑今日は真央ちゃんが、リスクはあるけど世界最高に難しい技に挑戦して偉業を達成したことを「誇らしい」と思ったので、こんな表現になりました<笑>)

ちなみに、昨日発売になった「愛犬の友」最新号では、
◆パリの犬事情(写真と文。巻末カラー特集)
◆犬のアレルギー治療の最前線
を執筆していま~す。

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